第3回花背トレイルラン リザルト公開&ちょっといい話

10月23日(日)実施の花背トレイルランのリザルトを公開します。

リザルトはこちら(PDF)

男子総合の上位3名の方々です。

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女子総合の上位3名の方々です。

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男子年代別4部門の1位の方々です。

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女子年代別4部門の1位の方々です。

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みなさん、いい笑顔ですね。
おめでとうございます(^^)/

で、ここでちょっといいお話を!
総合優勝を争う二人の選手のお話です。

12時20分を過ぎてフィニッシュ手前300mの地点から無線連絡が入りました。

「先頭は二人です。ゼッケン214番伊藤選手、237番吉田選手がほぼ同時に通過しました。」

会場は騒然となり、興奮に包まれました。
さあどっちが先にフィニッシュするか!
息を飲んで二人が現れるのを待ちました。

きっと最後の最後までデットヒートやぞ!
二人ともものすごい形相でやってくるぞ!
さあどっちだ!

フィニッシュゲート手前50mで二人の姿が見えました。
さあどっちが先だ!
固唾の飲んでその時を待ち、二人が現れた瞬間、目が点になりました。
なんと二人は手をつないでゆっくり走っているではありませんか!
しかも満面の笑み。

なんで?と一瞬思いましたが、すぐすべてを悟りました。
二人は「競争」より「分かち合うこと」を選んだんだと。

レースであるからこそ順位はつきものです。
他人より少しでも早く、そして去年の自分より1秒でも早くと頑張るのが普通です。
そこに自分の価値を見つけるからです。
ましてや優勝の二文字が目の前にあると何が何でも自分のものにと思うのが自然です。
私なら間違いなく最後まで全力疾走で優勝をもぎ取ろうとします。

二人はレースの途中から抜きつ抜かれつのデッドヒートだったそうです。
そうして展開してきたレースのラスト1㎞で、伊藤選手が吉田選手に手つなぎフィニッシュを提案しました。
それを吉田選手は快諾しました。
そして二人手をつないだままフィニッシュ!

24kmの真剣勝負のあと、残り1kmでそれを解放し、最後はフィニッシュの瞬間を共有…。
あまりに二人とも素敵すぎです。
目頭が熱くなります。

優勝を目指して精一杯努力し、それを勝ち取ることは十分称賛に値します。
でも花背トレイルランは、スポーツは競争だけがすべてではないことも教えてくれました。

2年前の第1回大会でラスト30秒で最終走者がフィニッシュしたときもそうでした。
そのときの記事はこちら

優勝者も最終走者もすべての選手が花背トレイルランを支えてくれています。

明日は、カメラマンイケジマの珠玉の数々をご紹介します。
ホント素晴らしい写真ばかりでびっくりしますよ。
その数なんと650枚。
みなさん、自由に使ってください!

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